水を飲まないと運動能力が落ちる

ウォーター・ローディングは、卜ライアスロンやマラソン選手の間で、盛んに行われています。
レースに先立つI週間あるいは10日前から、毎日2召以上の水を飲んで、レース当日に体の中の水分が満杯の状態になるようにするのです。

これは、運動によって失われた水分、あるいはこれから失うであろう水分を計画的に補給して、体調を崩すことなくレースを乗り切ろうとするためです。

なぜ、これほど水分の損失にこだわるのかというと、水分の損失は運動能力を著しく低下させることが科学的にはっきりわかっているからです。

気温18度の条件では、水分損失量が2%(体重70kgならば、約1・4リットル)で、約20%の運動能力が低下します。
水分4%(約2・8リットル)の損失では、約40%も運動能力が低ドします。
さらに水分の損失が10%に達すると、もはや運動を続けることはできません。

しかも、気温が上昇すると、その傾向はさらにはっきり現れます。

ですから、レース中の水分補給はもとより、事前にウォーター・ローディングをしているかどうかがレースの成績を左右する、といっても過言ではありません。

もちろん、このような過酷なスポーツをしなくても、夏バテや暑さによる疲労を防ぐには、ウォーター・ローディングが有効てあるとおわかりいただけると思います。