食事中には水を飲まない

ダイエットをする人は、1日1・8リットルの水分が必要です。
量としては多く感じますが、何度かに分けると案外飲めるものです。

水の効果的な飲み方というのは、1・8リットルを1日5回に分けてコップ2杯ずつ飲む方法です。

まず、朝起きたときにお湯を2杯飲みます。
起きぬけは胃腸がまだ目覚めていませんから、冷たい水では刺激が強すぎる場合があります。

その後は8時、10時、15時、20時を目安に飲むようにします。
この合間にも水分が欲しくなったら、いくらでも飲んでください。

ただ、注意が必要なのは、食事の前後、また食事中には水分を取ってはいけないということです。

食事しながら水を飲むと、口に入れた食べ物をよくかまずに流し込むようになり、「満足した」という脳からの信号が出にくくなります。

また、胃の中に水が多量にあると、胃液の酸性が薄められて消化が始まりません。
ですから、まず水分の吸収が先に行われます。

そのとき、すでに分解されている状態の単糖類(単純な形の糖類)が水といっしょに吸収されます。
すると、血糖値が急激に上がり、血糖値を下げるインスリンというホルモンが多量に分泌されます。
インスリンがたくさん出ると脂肪が合成されやすくなり、空腹感も早ぐ訪れます。

ですから、食事の30分前から1時間後までの間は水を飲むのを控える。
これは厳守してください。

それ以外ならば、無理のない程度にいくら飲んでもけっこうです。
のどか渇いたという感覚は、水分の不足を訴える体からの緊急信号ですから、渇きを覚える前に常に水分を補給していくことがたいせつです。

またのどの渇きは空腹感と混同されやすいのです。
ほんとうはのどが渇いているのに、おなかがすいていると勘違いして余計なものを食べてしまうことになります。
こうした混乱を避けるためにも、なるべくのどか渇かないよう、ひんぱんに水分を補給する必要があるのです。

よく「私は水を飲んでも太る」という人がいますが、それはあり得ません。
ただし、腎臓や心臓が悪い人は、むくみが出て太ったように見えるかもしれません。
その場合は、水分を排泄しにくくさせている塩分の取りすぎが懸念されます。

肥満というのは余分な脂肪が体に蓄積されることをいいます。
水は全く関係ありません。ですから、真の意味では水を飲んで太るということはないのです。

 

2013/06/30 食事中には水を飲まない はコメントを受け付けていません。 水と健康