アトピーの方は皮膚の水分が少ない

アトピー性皮膚炎の完治は確かに難しいのですが、症状を改善させる方法はいくっかあります。
そのなかで最も簡単にできるのが、水を使った方法です。

アトピー性皮膚炎は、一般的に冬になると症状が悪化します。
それは、冬の乾燥で皮膚がひび割れを起こし、細菌が皮膚内に入りやすくなって皮膚の炎症が広がり、かゆみが強くなるためです。

そのかゆみに耐えかねて、皮膚をかいてしまうと、細菌が皮膚の奥にもぐり込んでしまいます。
そして、さらに炎症が悪化してかゆくなるという悪循環に陥ってしまいます。

皮膚が乾燥するのは「脂分」が足りないせいだと思われがちですが、実はアトピー性皮膚炎の患者に不足しているのは「水分」なのです。

健康な皮膚は約10%が水分ですが、アトピー性皮膚炎の人はこの水分が5%ほどになっています。

ですから、水分を補い、皮膚に適度な湿り気を与えることによって、かゆみをおさえることができます。

水は、300~400mlを1回の量として、1日に数回飲みます。
あまり冷たすぎると、飲むのが大変になるので、少しぬるめの温度のほうが飲みやすいでしょう。

水道水は一度沸騰させ、冷ましたものを飲むことをお勧めします。

また、便秘をすると、体内によけいな老廃物がたまり、皮膚にかゆみとして現れてきます。
便秘症の人は朝食の前に冷たい水をコップー杯飲むと、便秘が改善し、ひいてはかゆみの軽減につながります。
このとき冷たい水を飲むのは、腸により強い刺激を与えるためです。

アトピー性皮膚炎の初期であれば、通常の治療と並行してこのような形で水分を補えば、かゆみが治まり、自然治癒も期待できます。

 

2013/07/29 アトピーの方は皮膚の水分が少ない はコメントを受け付けていません。 水とアトピー